『1Q84』の『ビリー・ジーン』
2009-09-14


発売日には手に入れていたのに、
もったいなくて読み始めることができなかった
『1Q84』のページを開いたのは
2009.6.26(金)の朝の通勤電車の中。

> 青豆が首都高の路上でタクシーを降り
>   緊急避難路に向かって歩き出す。

> 黒いトヨタ・セリカの窓から
> マイケル・ジャクソンの『ビリー・ジーン』が聞こえる。

> 世界が「移行」し始める。

***
都営三田線を芝公園で降りて、
会社に着くまでiPodで『ビリー・ジーン』。

BPM 117。
完璧。

***
PCを立ち上げいつものニュース・サイト。
記事に「マイケル・ジャクソンさん、心肺停止で病院へ搬送」の文字。

現実感が遠のく。
「なんだこれ」

***
帰りはエンドレスで『ウィー・アー・ザ・ワールド』。
本来プリンスが歌うはずだったパートで
マイケルがシャウトするたびに頭がしびれる。

***
その後、マイケル関連の記事はたくさん読んだけれど、
『1Q84』と『ビリー・ジーン』を同時に語るようなものは
多分なかったと思う。

(覚えておく必要があると思ったので、書き留めておきます)
[本]
[音楽]

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